今回のテーマは、「心構え・立ち居振る舞い」です。

人生の達人になる秘訣
人生の達人になる秘訣を教えてもらったことがあります。
「遠慮と謙遜は捨てろ。」
ということです。
遠慮はしない
例えば、セミナーや講演会が終わった後の、懇親会やお茶の席に、あこがれの人(講師やあの人みたいになりたいと思う人)が、参加してくれたとします。
そのあこがれの人の隣の席が空いていたときに、遠慮をして座らない人がいます。
主催者が促しても座らない、逆に他の人に譲ってしまう人もいます。
せっかくのチャンスに遠慮してどうするんですか?
そのあこがれの人が、その人たる所以を、身近に観察できるチャンスです。
そのあこがれの人は、
- 参加者にどのような気配り、心配りをするのか
- その場を和やかにするために、盛り上げるために、どんなことをするのか
- 質問に対して、どのように答えるのか
- などなど、・・・
いろいろなことを受け取ることができます。
↓に書きましたが、遠くから見ているより、近くで見て、聞いて、感じることで、効果的に吸収できるのです。
"https://articles-prepare.5631.blog/?p=1919"遠慮をしていて、良いことは何もありません。
謙遜はしない
また、謙遜もいけません。
↓に書きましたが、
"https://articles-prepare.5631.blog/?p=3514"よく見かける光景として、褒められたときに、
「そんなことありませんよ~。」
と答える人がいます。
謙遜は美徳のように思われているのかもしれませんが、この応答は、相手のホメ言葉を否定していることになります。
「せっかく褒めたのに、受け取ってもらえなかった。」
「本心で褒めたのに、お世辞扱いされた。」
と相手の方の気分を害してしまいかねません。
ここでは、
「ありがとうございます。嬉しいです。」
「もったいないお言葉ですが、嬉しいです。」
と受け取ってみましょう。
喜んでいるあなたを見て、褒めた方も気分が良くなるでしょう。
「こんなに喜んでくれるのなら、また褒めちゃおう。」
と思ってくれるかもしれません。
そうなれば、お互いの縁はさらに深まります。
褒める、喜ぶ、という良い気分の循環になります。
謙遜と似たものに、謙虚というのがあります。
謙虚さは必要です。
誰からでも、どんなことからでも学ぶ姿勢は大切です。
謙遜と謙虚は違う
謙遜と謙虚は同じようですが、少し違います。
謙遜とは、へりくだることで相手を立てることです。
謙虚とは、驕らずに相手を尊重して受け入れることです。
謙遜はしないほうが良いですが、謙虚であることは大切なことです。
今日の問いかけ
人生の達人になるために、次の機会から、あなたはどんな立ち居振る舞いをしようと思いますか?
関連項目
"https://articles-prepare.5631.blog/?p=641""https://articles-prepare.5631.blog/?p=113"
"https://articles-prepare.5631.blog/?p=3104"