今回のテーマは、「動機」です。

ある日の病院での出来事(人間観察)
人を動かす動機というのは、面白いものです。
"https://articles-prepare.5631.blog/?p=443"ここから先は、完全に私の推測・妄想なのですが、その男性はそのドクターに会えるのが楽しみで仕方なかったんだろうな、と思いました。
一分、一秒でも早く会いたかったんだ。
それを邪魔する窓口の職員が、鬱陶しくてたまらなかったんだ。
予約時間に遅れてしまったがために、順番を一番後ろにされてしまってはたまらない。
そんなことを考えて、窓口の職員に文句を言っていたのではなかろうか。
もちろん、完全に私の推測、妄想です。
そう考えると、カワイイところもあるのかな、と思いました。
だからといって、何も関係のない窓口の職員に、八つ当たりすることが、許されるワケではありません。
その八つ当たりを聞いていた他の患者(私です)の気分を害しても良い、ということにはなりません。
それでも、人間が行動を起こす動機を知ることで、なぜその人がそういう行動をしているのか、謎が解けるという意味では、興味深い人間観察となりました。
人間の動機
人間が行動を起こす動機としては、
- 「不快」を避ける
- 「快楽」を求める
のどちらか、もしくは両方です。
例の男性の場合は、
「快楽」=「女医さんと(早く)会う」
です。
なので、その逆である
- 女医さんと会うのが遅くなる。
- 女医さんと会うのを妨害される。
は、「不快」となるわけです。
なので、「快楽」を求めて、早く受付処理をして欲しかった。
「不快」を避けるために、窓口の職員に文句を言っていた。
ということが分かります。
ここまで分かれば、男性の行動を理解することができます。
もちろん、理解できることと、許す(許される)・許さない(許されない)ということは別次元のことです。
今日の問いかけ
あなたは自分や他者の動機を考えてみたことがありますか?
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