私の妻の例です。
私たち夫婦の場合、妻は外で、私は自宅で仕事をしています。
毎朝、妻が出かける前に、夕飯の予定を確認します。
残業や予定がなければ、妻が夕飯の買い物をしてきてくれて、一緒に食べます。
帰りが遅くなるときは、妻は外で夕飯を済ませ、私は自分で何かを用意するなり、外食するなりしています。
ある日、妻は、その夜に食事会があるとのことでした。
彼女はお酒好きで、時々飲み過ぎて帰ってきます。
そのことに、少々罪悪感を持っているのでしょう。
私が、確認の意味だけのつもりで
「じゃ、お酒飲んでくるんだね」
と単に確認のために聞きました。
食事だけの場合とお酒を飲んでくる場合とでは、帰宅時間が違いますから。
その質問をされた妻は、責められたと感じたみたいで、自己正当化する言葉を返してきました。
罪悪感も、思考の癖の一種なんですね。
一方私は、少々高価なものを買い物したとき、そのことを妻に話したら、
「ぜいたくだね」
と言われました。
恥ずかしい話、私の方より妻のほうが稼ぎが多いので、
「よくそんなお金があるね」
「無駄使いしやがって」
と解釈してしまいました。
稼ぎが少ない私の被害妄想であり、思考の癖なんですね。
妻は単に、
「そんな買い物ができて豊かだね。」
「幸せだね」
と言う良い意味で
「ぜいたく」
という言葉を使っていたのです。
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