理想的なモデリングは、欲しい結果を出している人の活動から、その結果を出すために必要なことだけを真似ること。
成功の9ステップのジェームス・スキナー氏は、「違いをもたらす違い。」という言葉を使っている。
欲しい結果を出している人とあなたとの間には、
- 結果の違いに良い影響を与える違い
- 結果の違いに悪い影響を与える違い
- 結果の違いに影響を与えない違い
があるということです。
言い換えると、
- それをやると欲しい結果が得られること=それをやらないと欲しい結果が得られなくなること
- それをやると欲しい結果が得られなくなること=それをやらないと欲しい結果が得られること
- それをやってもやらなくても欲しい結果が得られること
- それをやってもやらなくても欲しい結果が得られないこと。
この中で、真似するべきことは、
「それをやると欲しい結果がえられること=それをやらないと欲しい結果が得られなくなること」
です。
成功者が語ったり、本に買いたりすることは、ご本人が「違いをまたらす違い」だと思っていることです。
だけどもしかすると、それはやってもやらなくても結果の違いには影響がないこともあります。
ご本人には自覚がない部分が、実は結果の違いに大きく影響していることもあります。
とはいえ、どれが結果の違いに良い影響を与える違いなのか、どれが結果の違いに悪い影響を与える違いなのか、どれが結果の違いに影響を与えない違いなのかを簡単に見抜くことは容易なことではありません。
なので、武道(=剣道や柔道など)や文道(=茶道や華道などでは、守・破・離といって、
まずは「守」ということで、師匠や達人の全てを学ぶ。
そして「破」ということで、不要なものを切り捨てていく。
最後に「離」ということで、自分の型を作り上げていく。
という段階を進んでいくのです。
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