達成できるか不安になるということは？

日々、目標達成に向けて活動をしている中で、

「本当に達成できるんだろうか？」

と不安を感じてしまうことはありますか？

間違ったポジティブ思考に囚われていると、

「不安を感じてはいけない」

などと、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

自分を責めてしまっている時点で、
ポジティブ思考ではなくなってしまっているんですけどね。

−−

さて、

「本当に達成できるんだろうか？」

という不安の正体について考えてみましょう。

「達成できるんだろうか？」

という不安は、言い換えると、

「達成できるのか、できないのか、が不安である。」

ということです。

つまり、

「達成できるかもしれないし、達成できないかもしれない。」

ということです。

ということは、

「達成できる可能性がある。」

ということです。

結局のところ、達成できる可能性があるから、不安になるのです。

不安になれるのです。

−−

逆に、達成できる可能性が全くなければ、

「達成できるかもしれないし、達成できないかもしれない。」

とも思わないし、

「達成できるのか、できないのか、不安である。」

ということにもならないし、

「達成できるんだろうか？」

という不安を感じることもないのです。

具体例を挙げてみると、このメールマガジンを購読してくださっているあなたは、おそらく

• アメリカの大統領になれるだろうか？
• 日本の総理大臣になれるだろうか？

という不安を感じることはない、ということです。

なぜなら、日本人であればアメリカの大統領にはなれないし、政治家であるか、政治家を目指していなければ、日本の総理大臣にはなれないでしょうし、なろうとも思わないでしょうから。

−−

また、当然のように達成できることに対して、

「本当に達成できるんだろうか？」

と不安を感じることもありません。

「明日、食べるものにありつけるだろうか？」

と不安になったことはありますか？

このメールマガジンを購読してくださっているということは、

「明日、食べるものに困っているような状況ではない。」

と思います。

なので、

不安を感じるかどうかよりも先に、明日、食べるものにありつけることを目標にはしていないはずなのです。

−−

このように考えると、

「本当に達成できるんだろうか？」

と不安を感じるということは、

「達成できる可能性がある。」

という証拠であり、また、その目標が適切に設定されているという証拠でもあるのです。

それでは、また。

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