それでは、今日のお題です。
以前、誰かから教えてもらった言葉があります。
確か、大前研一氏の言葉ということで教えてもらいました。
少々違っているかもしれませんが、大まかは合っていると思います。
目標達成するために、決心することは何の意味もない。
全く無駄なことだ。
次の3つのうち一つ以上、理想は全てをすると良い。
1.時間の使い方を変える。
2.住む場所を変える。
3.付き合う人を変える。
「時間とムダの科学」 by 大前研一氏
「決心することが無駄」というのは、決心しても、行動を変えないと意味がない。
決心しただけでは何も変わらない。
という意味なんだと思います。
金持ち父さん、貧乏父さんのロバートキヨサキ氏も同じようなことを言っている。
塀の上に、ネコが3匹いる。
そのうちの2匹ネコが、塀から飛び降りることにした。
さて、塀の上には何匹のネコがいるか?
ロバートキヨサキ氏
という質問を用意して説明してくれている。
答えは何匹だと思いますか?
正解は3匹。
2匹が飛び降りることにした。だけど、まだ飛び降りずに塀の上にいる。
ロバートキヨサキ氏
というのが答え。
人間の心理を良く理解していると思う。
会社を辞めて独立しようと決めた人がいる。
でも、まだ会社で働いている。
そんな人は世の中にはたくさんいる。
それが現実。
良いとか悪いとかという話ではなく、それほど人間は行動を起こすのに時間がかかる動物である。
成し遂げようとすることが大きければ大きいほど、時間がかかる。
そのために、大前研一氏は決心することよりも
- 時間の使い方を変える
- 住む場所を変える
- 付き合う人を変える
と言っているのだと思う。
つまりは、自分が身を置く環境を変えるということ。
人間は環境に影響を受け易い動物である。
そのことを利用して、自分を変えていこうという戦略。
なるほど。深い。
目標達成に近づくために、決心するよりも環境を変えていきましょう。
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