伝える順番を変えると伝わることが変わる

スタッフ育成の場面で言われていることは、
注意・指摘・叱ることと、褒める・労うこととのバランスです。

1つの指摘に対して、一緒に2つ褒めるくらいのバランスが
ちょうど良いと言われています。
しかも、良い印象を残すために、1つの指摘を2つの褒めで
サンドイッチすると良いというのです。

褒めて、指摘して、褒めて、話を終えるのです。

・指摘することも必要
・褒めることもしたい


だけど、指摘して凹ませてしまってはいけないので、
良い印象を残す必要があります。
そうすると、サンドイッチが良いということになるのです。

このように、複数の相反することを言わなければいけないとき、
そのうちのどちらを相手の印象に強く残すのが良いのかを考えて、
そのバランス、強調具合を調整する必要があるということです。

飲食店の話をするときに、

安くて、美味しいお店(安いのに、美味しいお店)
美味しくて、安いお店(美味しいのに、安いお店)
どちらが価格を重視した言い方に聞こえますか?
どちらが味に重点を置いた言い方に聞こえますか?

感じ取ってみてください。

そして、普段、あなたが使っている言葉が、
スタッフにどんな印象を与えているかを
振り返ってみると良いかもしれませんね。

あなたが残したい印象が
実際に相手の印象に残る言い方になっているのか?
とても大切なチェックポイントですね。

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