何かを尋ねると、
いつも「だって、〇〇だから」と言い訳ばかりするスタッフっていませんか?
言い訳をしてしまうのは、その人の個性ということではなく、
あなたに原因があるかもしれない。
というお話です。
昨日の記事
"https://articles-prepare.5631.blog/?p=3277"でも、少し触れました。
なぜ? どうして?
という質問は避けましょうということを。
今日は、もう少し詳しくみていきたいと思います。
欲しい情報を過不足なく効果的に収集するには5W2Hの質問が適しています。
5W2Hとは、
Who(誰が)
When(いつ)
Where(どこで)
What(何を)
Why(なぜ)
How(どのように)
How much(どのくらい)
です。
この7つの情報を揃えられたら必要十分です。
しかし、この中で注意が必要な質問があります。
それは、
Why(なぜ、どうして?)
の質問です。
なぜかというと、
Why ~? に対しては、
Because ~. で答えます。
日本語にすると、
どうして~?
だって~だから。
聞き方によっては、自分の知りたい情報を相手から得る前に、相手の言い訳を引き出してしまいかねません。
相手が一度言い訳に回ってしまったら、知りたい情報を得るのは難しくなってしまいます。
そうならないために、
Why を 他のキーワードで尋ねるようにします。
具体的な例を挙げてみましょう。
「なぜ、そんなことをしたの?」
↓
「何が理由でそんなことをしたの?」
「そんなことした理由はなに?」
Why を What に変えて尋ねています。
他には、
「どうしてそんなことになったの?」
↓
「何があなたをそうさせたの?」
「どうしてできないの?」
↓
「何がそれを妨げているの?」
といった具合です。
こうすることで、相手が言い訳を話始めることは減り、知りたい情報が得られるようになります。
「うちのスタッフはいつも言い訳ばかりで」と嘆く前に、あなたの質問の仕方を見なおしてみてはいかがでしょうか?
そして、反射的に「なぜ? どうして?」と質問してしまうのを防ぐために、
他のキーワードで問う質問を日頃から考えておくのも良いと思います。
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