コミュニケーションの構造を知ると、コミュニケーション障害になりうるものが分かってきます。
何が障害になっているのかが分かれば、乗り越える方法も分かってきます。
下図に、コミュニケーションの構造を示します。

図中の「心理的フィルタ」は、我々が思考をするのに必要な情報を、出し入れするときに、必ず情報が通る部分です。
"https://articles-prepare.5631.blog/?p=377"空気清浄機のフィルタや、カメラのレンズに付けるフィルタのように、そこを通すもの/通さないものを選別したり、通すものに影響を与えて変化させたりするものです。
もちろん、「心理的フィルタ」は、目に見える、物理的な物体ではありませんが。
そして、「心理的フィルタ」は、開いていなければ何も通しません。
カメラのレンズにキャップをしているようなことです。

この、「心理的フィルタ」が開いていないことが、コミュニケーション障害の最大要因の1つと言えます。
このことについては、
関連記事:
"https://articles-prepare.5631.blog/?p=3402"で解説しています。
そして、「心理的フィルタ」が開いていたとしても、その性質を知らないと、コミュニケーション障害の要因となってしまい、伝えたい情報を上手に通すことができません。
伝えたいことが、上手に相手に伝わらないということです。
このページでは、相手の「心理的フィルタ」という障害を乗り越えて、伝えたい情報を上手に、相手に届ける方法について解説します。
「心理的フィルタ」の種類
"https://articles-prepare.5631.blog/?p=377"まとめ
コミュニケーション障害となりうる「心理的フィルタ」の主要なもの、すなわち、
- ボキャブラリーと連想
- 経験
- 機嫌・体調
- 思考の癖
- 五感の優位順
- 確定/柔軟タイプ
- 心配/期待タイプ
について、解説しました。
これらの「心理的フィルタ」の特徴を理解し、対応できるようになると、コミュニケーション障害を乗り越え、コミュニケーションがスムーズになるでしょう。
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- コミュニケーション障害の最大要因とは
- コミュニケーション障害を乗り越える方法(本記事)
- 人の行動心理
- コミュニケーションの目的に合わせた情報提供法