- 2021年3月22日
- 2022年6月7日
ゆっくり悪化する状況に慣れてしまう。
私には、似たような経験があります。 私は、腎臓を患って人工透析治療を始める前のことです。 腎臓の機能が 1/8 〜 1/10 くらいにまで低下してくると、そろそろ人工透析の必要性が出てきて、その準備を始めます。 腎臓は、体内の老廃物と余分な水分を排出する役割を担っています。 その機能が 1/8 〜 1/10 になるということは、体内に老廃物と余分な水が蓄積するわけですから、全身状態がかなり悪くなり […]
私には、似たような経験があります。 私は、腎臓を患って人工透析治療を始める前のことです。 腎臓の機能が 1/8 〜 1/10 くらいにまで低下してくると、そろそろ人工透析の必要性が出てきて、その準備を始めます。 腎臓は、体内の老廃物と余分な水分を排出する役割を担っています。 その機能が 1/8 〜 1/10 になるということは、体内に老廃物と余分な水が蓄積するわけですから、全身状態がかなり悪くなり […]
先日、セミナーの板書をしているときに、ある漢字をど忘れしてしまって、 「あれ? どういう字だったっけ? ちょっと分からなくなってしまいました。 まぁ、こんな感じの字でしたよね。分かりますよね。」 というような発言をしてしまいました。 セミナー後のアンケートに、次のようなことを書いてくださった人がいらっしゃいました。 「セミナーの講師たるもの、『漢字が分からない』と言ってしまうのは、恥ずかしいことで […]
注意 これから紹介する寓話は、 単なる作り話だ。 実際にこんな実験をした人はいない。 実験をしたとしても、このようにはならない。 なんの根拠もない話だ。 などと言われています。 私としては、ことの真偽はどちらでも構いません。 この寓話で、あなたが何かを感じ、今味わっている閉塞感を打開するヒントになれば良いと思うので、紹介します。 野生のカマス 水槽に野生のカマスを1匹入れます。 そこに、餌として小 […]
経済的自由・時間的自由が欲しいとがんばって、それを手に入れました。 しかし、やりたいこともだんだんと尽きてしまいました。 日々特にやらなくてはいけないことがないので、ボーッと過ごすようになりました。 社会とのつながりもなくなってしまい、必要とされている感もなく日々をダラッと過ごしていたら、うつになってしまったのです。 慌てて、社会復帰し、仕事を始めたのです。 もちろん、その仕事の収入がなくても生活 […]
あるときの友人との会話を紹介したいと思います。 木村:「将来住みたい理想の家って、どんな家?」 友人:「あんまり広くなくてもいいかな~。」 木村:「なんで?」 友人:「だって、広いと掃除が大変でしょ。」 木村:「あ、掃除は全部自分でやらなきゃいけないと思ってるんだ。 お手伝いさんにお願いすることだってできるよね。」 友人:「なるほど~。そういう考え方もあるか!」 この話には続きがあります。 […]
例によって、病院に縁がありがちな私の人間観察ネタです。 ある日の総合病院での出来事です。 その病院は、入口にある自動受付機で受付した後に、それぞれの診療科にある窓口で、もう一度受付をするというスタイルです。 私が受診する診療科の窓口前で受付の順番待ちをしていると、私の見立てでは70歳代くらいの、いわゆるダンディでおしゃれな服装の男性がやってきました。 窓口は、1人の職員が切り盛りしていました。 ち […]
こんな出来事を目撃しました。 動機が分かると対処法が見えてくる 今回の件は、職員に落ち度がなくても、クレームをする患者(お客様)はいるということです。 お客様からのクレームがあったら、その人の動機は何なのかを、考えながら対応してみるという別の視点を持つことも大切なことだと分かります。 お客様だけでなく、職員(従業員)が不平不満をぶつけてきたら、その裏にある動機を探ることは、早い解決、根本的な解決に […]
STEP1:最悪を想定する チャレンジして、うまいくいかなかったら、どうなってしまうのか? 本当に最悪の状況を考えてみる。 あまり気が進まない作業ではありますが、次のSTEPの準備でもありますので、やってみましょう。 ちなみに、私の友人に、 「最悪は、ホームレスになってしまうこと。」 と考え、2泊3日のホームレス体験をした人がいます。 結果、 「ホームレスにはなりたくはないけれど、なってしまったと […]
私が参加したセミナーに参加できなかった人に、セミナーの内容を話していたときのことです。 一緒にセミナーに参加していた人も同席していました。 私が一通りセミナーの内容を話し終わると、その一緒に参加していた人が私に言いました。 「よくそんなに内容を覚えていて、講師と同じように話ができるよね。」 と。 私としては、このようなことは誰でもとは言わないまでも、だいたいの人にはできることだと思って、特別なこと […]
ワーク 次に挙げる単語から連想する単語を、10個ずつ書き出してください。 「雨」 「旅行」 それぞれについて、連想する単語を、10個ずつです。 解説 先日開催したセミナーで、参加者が6名に上記のワークをしてもらいました。 この6名は、普段から同じ職場で働いている、税理士事務所の職員さんたちです。 6名が10個ずつ、連想した単語を書いてもらうのですから、全員の10個が全て一致すれば、全部で10個の単 […]
友人と2人で、とある用事があって、車で出掛けたときのことです。 昼食時が近かったので、用事を済ませた帰りに、昼食を取ろうと話していました。 「何食べる?」 「この先に、〇〇(お店の名前)があったよね?」 二人とも確信がありませんでした。 どうせ通り道だから、行く道すがらで確認しようということにして、車を走らせていました。 運転手は私です。 そろそろお店があるだろうと思われる、ちょっと手前で信号待ち […]
先日こんな場面に遭遇しました。 このように、成功している人は、遊びも仕事と同じくらいの優先順位で考えています。 遊びより仕事を優先して、遊びの予定がすでに入っているところに後から仕事の予定は入れません。 もちろん、仕事の予定が先に入っていれば、そこに遊びの予定を入れることもないですけれど。 というように、遊びと仕事を同じくらいの優先順位で考えています。 遊びの予定だけではありません。 ゆっくりする […]
私は、電車の中や飲食店など、周りに知らない人がいる場所で、大きな声で話をすることができません。 なぜかと言うと、自分が話している内容が周りの人に聞こえていて、もし間違ったこと(自分では正しいと思っていることでも)を喋ってしまったら、 「あいつ、大きな声で堂々としゃべってるけど、言ってること間違ってるぜ!」 と、冷ややかな目で見られるのではないか? それは恥ずかしい、と思っているからです。 なぜ、そ […]
今でもやっているのでしょうか? 最近、テレビで同じような光景を目にしたので、今でもやっていることだと思います。 小学校のころ、先生に指名されて、答を発表して、正解のときは、周りの人たちが、 「い~いで~す(良いです)。」 不正解のときには、 「ちが~いま~す(違います)。」 なんてことをやっていませんでしたか(やっていませんか)? とんでもない不正解をしたときには、みんなから笑われちゃったり、バカ […]
私は、新卒で就職した会社に 10 年お勤めした後に退職し、独立・起業をすることにしました。 親に反対されたとしても、自分の意志を曲げるつもりはありませんでした。 そして、私の両親は反対をしませんでした。 父はお勤めの経験がなく、ずっと自営業で苦労をしてきました。 その父からしたら、自分の子どもに、同じ苦労をさせたくないということで、お勤めを続けた方が安心だ、という思いはあったようです。 そのような […]
私が、お勤めを辞める少し前、セミナーに参加し始めたころのことです。 「思考は現実化する」で知られる、ナポレオン・ヒルの成功哲学のセミナーに参加していました。 そんな話を高校時代の友人に話したら、 「他人が書いた本やセミナーに影響される人生なんておかしい。」 と言われてしまいました。 私としては、自分の人生を自分の力で切り拓いていける力を身に付けるために勉強していたのに、全く反対のことを言われました […]
その釣り人は、魚を釣り上げるたびに、釣った魚の大きさを吟味していました。 通常ならば、一定以上の大きさの魚を持ち帰り、それより小さい魚は放してあげるものですが、その釣り人は違っていました。 その釣り人は、一定以上の大きさの魚を放し、それより小さい魚を持ち帰るために、“びく”に入れていました。 それを見ていて不思議に思ったある男が、その釣り人に尋ねました。 「なぜ、大きな魚を放してしまうんだい?」 […]
「与えること」が大切だからといって、自分のことはさておいて、人のために尽くす人がいます。 それはそれで、素敵なことなのですが、自分のことをおろそかにしていて、他人に与えることができるのでしょうか? 例えば、言葉は悪いですが、貧乏な人が、一生懸命ボランティア活動をしているとしましょう。 自分の生活のことは省みず、一生懸命ボランティア活動に専念しています。 たしかに、ボランティアをしない人に比べれば、 […]
例えば、キャッチボールをするときには、 「相手が取りやすいボールを投げよう。」 と言いますよね。 ところが、自分がボールをキャッチしたことがなかったら、ボールを受け取ることをしたことがなかったら、どんなボールが取りやすいボールなのか、分からないですよね。 自分が受け取ることがなければ、どうやって与えれば良いか、分からないのではないでしょうか。 自分が受け取ることがなければ、何を与えれば良いか、分か […]
小さな成功体験を積み重ねること 1つ目の方法は、 「小さな成功体験を積み重ねること」 です。 」「 これは、よく言われていることなので、どこかで聞いたことがあることでしょう。 これは、全くその通りだと思います。 どんどん、小さな成功体験を積み重ねて、「自分はできるんだ」という自信を育てていってください。 」「 小さなこと、簡単に達成できることに、たくさんチャレンジをして、成功体験を積み重ねることで […]
何かにチャレンジしてみようと思いながら、なかなか着手できないことってありますよね。 チャレンジするためには、2つの条件が満たされる必要があります。 その2つの条件について解説します。 まずは具体例 ここで、私がセミナーのときに、実験することの一つをご紹介しましょう。 私が受講生に向けて、こう言います。 私:「手を挙げてください。」 すると、受講生の全員、もしくは何人かが手を挙げてくれます。 そのと […]
解説 確定タイプか柔軟タイプか、という違いによる、フィルタの違いがあります。 情報を確定・固定したいタイプ 情報に柔軟性を持たせたいタイプ です。 このタイプは、人によってどちらかに固定されているようです。 例えば、友人と遊びに行くとき: 前もって、いつ、どこに、どうやって行くのかを伝えた上で誘って欲しいという人がいます。 当日や前日に誘われても心の準備もできないし、対応できない、と […]
解説記事に 5W2H (What, Why, Who, When, Where, How, How much)、を正しく伝えることは、もちろん大事です。しかし、それよりも大事なのが「観察力」だと考えます。 なぜかと言うと、コミュニケーションの目的は、 何を言うか? ではなく、 「自分が望む、相手の反応」を得ること だからです。 そのためには、「自分が望む、相手の反応」が得られているのかどうか、を確 […]
解説記事に コミュニケーションの目的が達成されていないと分かったときに、同じ伝え方を繰り返しても、同じ結果しか得られません。 同じことを繰り返して、違う結果を求めるのは、時間と労力の無駄です。 「何度言ったら、分かるんだ!」 と怒っている人が、ときどきいます。 しかし、それは 「何度言っても伝わらない言い方を、ただ繰り返しているアホです。」 と自己紹介しているようなものです。 コミュニケーションの […]
同じ単語を使っていても、その意味するところ、イメージすることは人によって異なります。 妻と私とで、「雨」という言葉から連想する言葉を、それぞれ10個書き出してみました。 私の10個と妻の10個で共通するものは、3つしかありませんでした。 同じ言葉を使っていても、その言葉から連想することが人によって違っていることがあります。1つ具体例を挙げてみましょう。「雨」という単語から連想する単語を10個挙げて […]
経験によるフィルタよって、伝わり方が違ってきます。 例えば、友人をスノボに誘う場合 今までに、何度がスノボに行ったことがあって、そのどれもが楽しかった思い出ばかりの人 過去にスノボに行って、天候に恵まれなくて、大変な目にあったことがある。転んだり、ぶつかったりして、大けがをしたことがあるという人 スノボの経験が全くない人 それぞれ、誘いに対する反応は違ったものになるでしょう。 その反 […]
機嫌や体調によっても、「心理的フィルタ」は変化します。 機嫌や体調が良いときは、普段より受け入れの許容範囲が広がり、 機嫌や体調が悪いときは、許容範囲が狭まる。 というのは、経験的にお分かりだと思います。 人にお願いごとをするときに、ご機嫌を伺って、タイミングを見計らうことをしたことがあると思います。 同じ頼まれごとでも、機嫌が良いときには引き受けて、機嫌が悪いときには断わってしまった、ということ […]
私の、あるクライアントの例なのです。 このクライアントは、ご自身が提供するサービスに、自信と誇りを持っておられるのですが、それを評価されていないと感じておられました。 あるとき、「お客さんから『価格が分かりにくい』と言われて頭にきた」という話がありました。 お客様がこういう場合は、このサービスになって、価格はいくら お客様がああいう場合は、あのサービスになって、価格はいくら と、お客様の状態を判断 […]
私の妻の例です。 私たち夫婦の場合、妻は外で、私は自宅で仕事をしています。 毎朝、妻が出かける前に、夕飯の予定を確認します。 残業や予定がなければ、妻が夕飯の買い物をしてきてくれて、一緒に食べます。 帰りが遅くなるときは、妻は外で夕飯を済ませ、私は自分で何かを用意するなり、外食するなりしています。 ある日、妻は、その夜に食事会があるとのことでした。 彼女はお酒好きで、時々飲み過ぎて帰ってきます。 […]
ときどきメディアで、将来なりたい職業のランキングを見ることがあります。 それを見て、いつも違和感を覚えることがあります。 ランキングに「公務員」「会社員」が入っていることです。 「公務員は安定しているから。」と親が望んでいる場合があります。 そして、その親の話を聞いて、子どもも同じように望むことがあります。 それはそれで、それぞれの価値観・生き方なので異論はないのです。 では、なぜ違和感を覚えるの […]
石井裕之さんの 「心のブレーキ」の外し方~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~ という本の中でも Fake it, until you make it 「心のブレーキ」の外し方 ~仕事とプライベートに効く7つの心理セラピー~ by 石井裕之氏 関連記事
ソース・ワークショップを受けて分かったこと。 ものの仕組みを知りたい。 知った仕組みを活用したい。 コンピュータやソフトウェア(アプリ)に興味を持ったのも、心理やコミュニケーションに興味を持ったのも同じ動機です。 ブログカスタマイズをするために、HTML をかじり始めた。 体系的に学んだワケではなく、あくまでも改造できればいいやという感じです。 しかし、ここをこうするためには、どこをどう直せば良い […]
とあるクライアントのC先生をサポートしていたときのことです。 「スタッフチームの中で、Dさんが浮いているんです。」 「他の何人かのスタッフから、 Dさんに関する不平・不満を聞きました。」 「しばらく様子を見ていると、 たしかにDさんは他のスタッフと違っているように 思えるんです。」 という話がありました。 私は、C先生に違う視点を持っていただこうと思い、 「Dさんが浮いているのではなくて、 他の人 […]
過去に、こんなことがありました。 あるクリニックの院長先生のサポートをしているときのことです。 2週間に1度、クリニックを訪問して、前後の雑談なども含めて2時間弱院長室にこもって面談をしていました。 サポートの内容は、スタッフとのコミュニケーションの強化とスタッフの言動に振り回されない自己の確立でした。 何度目かの面談のときに、スタッフの間でこんな噂が流れているということを耳にしました。 「院長先 […]